村民のみなさん、おはようございます。
令和7年6月12日、今日は木曜日。
沖縄はついに梅雨が明けましたね。
空は青く、日差しはまぶしく、いよいよ本格的な夏の始まりです。
でも――
こんなふうに感じていませんか?
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外は暑くてグッタリする
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室内に入ると今度はクーラーで冷えすぎる
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夜もなかなか寝つけない
そんなとき、大切なのは「体を整える生活習慣」です。
今日は、特に栄養と休息、そして睡眠のポイントをお話しします。
【1. 暑さと冷え、両方に気をつけて】
沖縄の夏は、外は灼熱、室内は冷房でひんやり。
この温度差が、体の自律神経を乱してしまいます。
冷えを感じたら、薄手のカーディガンやレッグウォーマーを使って、体の芯を守りましょう。
【2. 食事は「冷たいものばかり」にご注意】
冷たいそうめんやアイス、つい食べたくなりますが、内臓が冷えると免疫力も落ちてしまいます。
おすすめは、夏野菜の味噌汁や常温のお茶。
そして、たんぱく質と良質な脂肪――たとえば豆腐、豆類、魚、卵、オリーブオイルを積極的に取り入れましょう。
これらの栄養は、体の中のコレステロールを良いバランスに保ち、免疫細胞の材料にもなります。
つまり、「食べること」がそのまま「体を守る力」になるんです。
【3. 眠りを整えるコツ】
夜も蒸し暑くて、寝苦しい日が続きますよね。
寝る前のスマホやテレビはほどほどに。
そして、睡眠2〜3時間前にはぬるめのお風呂でリラックスし、眠る1時間前には部屋の明かりを落とし、眠る準備をしましょう。
質のよい睡眠は、夏バテを防ぎ、免疫力を高める最大の味方です。
【4. こまめな休息と「昼寝」も効果的】
「だるい」「疲れが抜けない」そんなときは、無理せず10〜20分のお昼寝を。
短い昼寝でも、午後の集中力や気分の回復にとても効果があります。
ただし長く寝すぎると逆効果になるので、タイマーを使ってもいいですね。
それでは、今日のまとめです。
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暑さと冷房の冷えに注意して、服装や室温を調整しましょう
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冷たいものに偏らず、夏でもしっかり栄養をとりましょう
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免疫を保つには、コレステロールも大切。たんぱく質と脂質をバランスよく
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夜は明かりとスマホを控え、眠りの質を高めること
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昼寝で体力回復も忘れずに
体調が思わしくない日が続くようでしたら、どうぞ私たち医師にご相談くださいね。
特に女性の場合は、貧血やホルモンの乱れが隠れていることもありますし、漢方薬などが効果を発揮することもあります。
それでは、今日も健やかにお過ごしください。