わたしたちは、読谷村都屋にある「読谷村診療所」を運営する一般社団法人です。

ブログ

☆春の始まりに見直したい!高齢者の食生活、3つのポイント☆

2025.03.27

村民のみなさん、こんにちは。

 今日は「春の始まりに見直したい!高齢者の食生活、3つのポイント」について、お話していきます。
春は、寒さがやわらぎ、少しずつ外に出たくなる季節です。
 けれども、季節の変わり目は体にとってストレスが多く、特に高齢の方にとっては、体調や食欲の変化が出やすい時期でもあります。
そんな春だからこそ、毎日の食生活を見直すチャンス。

 今回は、3つのポイントに絞って、食事のコツをご紹介します。


【ポイント①】食べやすく、負担の少ない食事にする

春は気温差や環境の変化で、食欲が落ちる方も多いです。
 そんなときは「食べやすさ」を意識するのがポイントです。
たとえば、おかゆや豆腐のような、やわらかくて消化のよいもの。
 煮物や蒸し物など、口当たりがよく、香りのある料理は食欲を助けてくれます。
高齢になると、噛む力や飲み込む力が弱くなることも。
 無理にたくさん食べるのではなく、小分けにしてこまめに食べるのも工夫のひとつです。


【ポイント②】春の旬の食材を取り入れて、栄養バランスを整える

春は、栄養たっぷりの食材が豊富です。
 沖縄では、春キャベツ、島らっきょう、アーサ(あおさ海苔)など、体にやさしい食材が多く出回ります。
特に高齢の方に大切な栄養素は、
 たんぱく質・カルシウム・ビタミン・食物繊維です。
・たんぱく質は、筋力の維持に欠かせません。卵や豆腐、白身魚がおすすめです。
 ・カルシウムは、骨を丈夫に保つために大切。小魚や乳製品を少しずつでも取り入れましょう。
 ・ビタミン類は、春野菜からしっかり摂れます。特にビタミンCは免疫力を高めてくれますよ。
食材の「色」が多いほど、栄養も豊富になります。
 カラフルな春の食卓を、楽しんでみてくださいね。


【ポイント③】水分補給をこまめにする

春は汗をかきにくく、喉の渇きも感じにくい季節です。
 でも、体の中では水分が不足しがち。
高齢の方は特に、脱水や便秘に気をつけたいところです。
 意識して、こまめに水分をとるようにしましょう。
目安は、1日1.5リットル。
 お水だけでなく、お茶やスープ、果物などでも補給できます。
例えば、朝食にみそ汁、お昼にフルーツ、夜はスープなど、
 自然に水分がとれる工夫をすると、体も喜びます。


【まとめ】

春の食生活、見直すポイントは3つ。
1 食べやすさを工夫して、食欲を助ける
2 春の食材で、栄養バランスを整える
3 水分を意識して、こまめにとる

この3つを意識するだけで、春の体調管理はぐっとラクになります。
できることから、少しずつ。毎日の「食」が、あなたの健康を支えてくれますよ。

多鹿昌幸

アクセスマップ

― ACCESS MAP ―

〒904-0305 沖縄県中頭郡読谷村都屋167

グーグルマップによる経路案内にリンク

お問い合わせ

CONTACT US

ご質問やご相談はお電話・メールで承っております。


[月・火・木・金]/9:00-17:00 [水・土]/9:00-12:00


診療時間
診療時間
午前の診療
[9:00-12:00]
/
午後の診療
[14:00-17:00]
/ / /
通所リハビリテーション
[8:30-17:15]
△※ △※ /
受付時間

午前 [8:30-11:00]
午後 [13:30-16:00]

※水曜日と土曜日の午後はお休みになります。
※水曜日と土曜日の通所リハビリテーションは午前中のみです。

※日曜日・祝日・年末年始の休日・慰霊の日は、休業日です。

アクセスマップ

〒904-0305 沖縄県中頭郡読谷村都屋167