村民のみなさま、おはようございます。
読谷村診療所の多鹿昌幸です。
もうすぐ、3月、あとすこし冬を乗り越えればあたたかくなりそうですね。
さて、今日も皆さんに役に立つ情報をお伝えしますね。
「ぐっすり眠るコツは、腸を元気にすること」
今日は「睡眠と腸の関係」についてお話しします。
最近、「夜中に何度も目が覚める」「朝すっきりしない」と感じることはありませんか?
実は、ぐっすり眠るためには、腸を元気にすることがとても大切なんです。
腸にはたくさんの細菌が住んでいて、心を落ち着かせる物質を作っています。
この物質がしっかり働くと、自然と深い眠りにつながるんですね。
でも、睡眠のリズムが乱れると、腸内の細菌バランスが崩れてしまいます。
すると、お腹の調子が悪くなったり、気持ちが落ち着かなかったりして、さらに眠れなくなることも。
実は、睡眠と腸はお互いに影響を与え合っているんです。
では、どうすればいいのでしょうか?
まず大切なのは、腸が喜ぶ食べ物をとること。
例えば、ヨーグルト、納豆、お味噌汁などの発酵食品は、腸内の良い菌を増やしてくれます。
また、野菜や海藻、豆類などに含まれる食物繊維も、腸を整える助けになります。
毎日ちょっとずつでも、意識して食べてみましょう。
それから、寝る時間をできるだけ毎日同じにすることも大事です。
「夜更かしをすると翌朝つらいな」と感じたことはありませんか?
体のリズムが乱れると、腸の働きも悪くなってしまいます。
お腹の調子がいい日は、自然とぐっすり眠れるものです。
「最近、寝つきが悪いな」「眠りが浅いな」と感じたら、ぜひ、食事と生活リズムを少し見直してみてください。
ヨーグルトを1日1杯食べる、夕食にお味噌汁を加える、夜は決まった時間に布団に入る……
そんな小さなことでも、腸と睡眠の調子は少しずつ良くなりますよ。
毎日のちょっとした習慣が、体の元気につながります。
無理なくできることから、ぜひ試してみてくださいね。
多鹿 昌幸