村民のみなさん、おはようございます。
村診療所ではインフルエンザ予防接種を継続して行っております。
特に高齢者の方は御検討ください。
予約なしでできますので、御検討くださいね。
また、あわせて特定健診の受付も行っております。
今年はまだ健診をされていない方は是非この機会に御検討くださいね。
さて、改めまして、今日もみなさんに役にたつ健康情報をお伝えしていきますね。
「冬の乾燥肌対策 ~食事と生活習慣で潤いを守る~」
沖縄も朝は大分寒くなり、それにともなって皮膚トラブルの相談が増えてきました。
冬は乾燥が気になる季節です。特に高齢者は肌の水分量が減りやすいため、適切なケアが必要です。
ここでは、栄養や生活習慣を中心に乾燥肌対策をまとめました。
①食事と栄養で内側から潤いをサポート
食事は肌の健康を支える大切な要素です。
乾燥肌を防ぐために、以下のポイントを意識しましょう。
1.水分補給をこまめに冬は喉が渇きにくいですが、1日1~ 1.5 リットルの水を目安にこまめに摂りましょう。
温かいお茶やスープでも代用できるので、おすすめです。
2.ビタミン豊富な食品を摂るビタミンC(みかん、ブロッコリー)はコラーゲンの生成を助け、肌を健やかに保ちます。
ビタミンE(ナッツ類、アボカド)は血行を促進し、肌を柔らかく保つ効果があります。
3.良質な脂肪を摂取魚(サバやサーモン)、オリーブオイル、ナッツなどにはオメガ3脂肪酸が含まれ、肌の潤いを保つのに役立ちます。
4.タンパク質をしっかり摂る肌の材料となるタンパク質は、肉、魚、卵、大豆製品などからバランスよく摂取することが重要です。
5. 発酵食品を活用ヨーグルトや納豆などの発酵食品は腸内環境を整え、肌にも良い影響を与えます。腸が元気になると栄養の吸収が良くなり、肌の状態も改善されます。
②保湿ケアを忘れずに
肌の表面を守る保湿ケアも重要です。
1.お風呂上がりにすぐ保湿入浴後は肌が乾燥しやすいため、すぐに保湿クリームを塗りましょう。
お顔はもちろん、乾燥しやすい膝、肘などしっかりとケアすることが大切です。
2.加湿器で湿度を保つ室内の湿度を40~60%に保つことで、肌の乾燥を防ぐことができます。
3.刺激の少ないスキンケア商品を使用敏感肌用の無添加製品を選ぶと刺激を避けられます。
③睡眠とストレス管理で肌を守る
良い生活リズムは肌の状態に大きく影響します。
1.質の良い睡眠を確保1日7~8時間の睡眠を心がけ、寝る前にはリラックスする習慣を取り入れましょう。
2.適度な運動をする軽い運動で血行を促進し、肌への栄養供給を助けます。
☆まとめ☆
乾燥肌対策は、外側のケアと内側からのサポートが両立して初めて効果を発揮します。
特に食事は肌の健康を大きく左右します。
水分を摂り、ビタミンや良質な脂肪を意識した食生活で、冬でも潤いのある肌を保ちましょう。
サプリメントなどの活用も有効ですよ。お気軽に御相談ください。
多鹿昌幸