わたしたちは、読谷村都屋にある「読谷村診療所」を運営する一般社団法人です。

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☆コロナ後遺症の治療としての栄養点滴です☆

2023.03.02

3月にはいりました。
これから春に向けて気温の朝晩と昼の差が大きくなってきます。
季節
の変わり目で体調のくずしやすい時期だからこそ、
自分自身のからだに意識をむけて
免疫力
を高めていきましょう。

それでは、今日もみなさんの健康に役立つお話しをしていきますね。

前回かぜ症状やコロナワクチン接種後に、
1ヶ月以上つづく倦怠感があれば、
コロナ後遺症可能性を考えて
当院に御相談くださいとお伝えいた
しました。

コロナ後遺症の治療は確立されたものではありませんが、
当院では患者さんのお話しをしっかり聞きながら、
症状を緩和する治療を行っています。

今日はその一つである栄養点滴についてご紹介します。

栄養点滴グルタチオンという
3つのアミノ酸からなる物質を
ビタ
ミンCBなどと一緒に
週1〜2回点滴するものです。

この成分は疲労の原因となる活性酸素をとりのぞき、
細胞を活性化させる働きがあると言われています。

コロナ後遺症以外では
美容や神経病の分野などで使用され、
効果が報告されています。

当院ではまず漢方薬などの診療を行い、
それだけでは効果が出なかった方には
この点滴療法を紹介していま
す。

これまでのところ数人の患者さんの同意を得て,
使用しておりますが、良好な結果を得ております。

注意点は、個人によって栄養の量や点滴間隔が異なり、
人によってはたくさんの栄養が必要になることがあります。

また、
自由診療のため費用が一定以上かかることと
通常の保険診療とは一
緒にできないことです。

まずは、慢性の疲労感など気になる症状があれば、
相談してください。

なお、診療にはしっかりとお話しを伺うため、
お時間が必要になりますので事前に電話予約をお願いいたします。

また、点滴を行ってすべてが解決するわけではなく、
これまでこのコーナーでお伝えしている
食事、睡眠、
運動週間
しっかりと整えることが基本になります。


☆それでは、今日のまとめです☆
1 コロナ後遺症の治療としてグルタチオンという栄養点滴を行うことがあります。
2 栄養点滴は自由診療になり、一定以上の費用がかかります。
3 基本は食事、運動、睡眠を整えた生活をおくることです。


多鹿昌幸

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