診療所では特定健診を開始しております。
年に一度の健診、血液検査の機会です。
ご自身の体調チェックにぜひ御利用ください。
直接来院、またはお電話で受け付けております。
それでは、今日も村民の皆様に役に立つ情報を発信していきますね。
あなたは最近こんな症状で悩んでいませんか?
・疲れがとれない
・睡眠の質が良くない
・集中力が続かない
・やる気がでない
この質問に二つ以上に「はい」と答えた方は、
もしかすると慢性疲労かもしれません。
慢性疲労が積み重なると、脳と身体に炎症が起こった状態になり、
そのままにしておくと動脈硬化やうつ病などの病気を引き起こします。
だから、そのサインを見逃さずにケアする必要があるのです。
慢性疲労は、さまざまな要因によって引き起こされます。
日々のストレスや緊張、睡眠不足、運動不足がその代表です。
また、栄養不足によっても引き起こされ、
中でもビタミン・ミネラル不足は大きな問題です。
代表的な栄養素に、ビタミンB群、ビタミンC、鉄、マグネシウムがあります。
今回は「ビタミンC」についてお話ししましょう。
ビタミンCは免疫力を高め、体を健康に保つのに役立つ栄養であり、
疲労物質を分解して、蓄積するのを抑えることがわかっています。
また、ストレスがかかったときにエネルギーをつくりやすくする働きがあり、
いざというときに力を出せるようにする働きもあります。
1日に必要なビタミンCの目安は100mgと言われています。
しかし、疲労回復にはこれだけでは足りない場合があります。
個人差がありますが、100mg〜1000mgの量が必要とされてます。
ビタミンCは柑橘類や緑黄色野菜に多く含まれており、
沖縄食材では、ゴーヤやシークヮーサー、パパイヤが有名です。
その他、オレンジやグレープフルーツ、キウイフルーツなどにも多く含まれています。
これから旬を迎えるゴーヤはぜひ取り入れたい食べ物です。
ビタミンCを上手にとるコツは、新鮮なものを食べる、
できるだけ加熱しない、水にさらしすぎないことです。
ビタミンCが分解されないように、サラダにするなど上手く調理してください。
定期的にビタミンCを摂取することで、
体の疲労を効果的に軽減することが期待できます。
☆それでは、今日のまとめです☆
1 慢性疲労は栄養不足、ストレスや緊張、運動不足、睡眠不足で起こります。
2 ビタミンCは慢性疲労に効果的な栄養素です。
3 沖縄食材である、ゴーヤ、シークヮーサー、パパイヤにはビタミンCが豊富にふくまれています。