はじめに:
みなさん、あけましておめでとうございます。
読谷村診療所の多鹿昌幸です。
新年からインフルエンザ、インフルエンザ疑いの患者さんが増えており、
大変待ち時間が長くなっており申し訳ございません。
医師複数でできるだけ待ち時間を減らす取り組みをおこなっております。
また、インフルエンザ検査キットについては欠品となっており、
現在当院では検査ができません。
入荷次第検査対応させていただきますが、
検査御希望の方は薬局で販売されている検査キットを御利用ください。
診察や処方については問題なく対応させていただきますので、
どうかご協力のほどどうかよろしくお願いいたします。
さて、あらためめして、新年から大きな地震や事故でこころを痛めておられる方が多いと思います。
悲しいニュースに同調すると、自分の気分も落ちてしまい、免疫力が低下してしまいます。
特に高齢者の方々は、この時期免疫力が落ちがちなので、予防が大切です。
今日は、インフルエンザやかぜを予防し、免疫力を高めるための簡単で効果的な方法をご紹介します。
・手洗いと消毒の重要性:
手洗いは、かぜの原因となるウイルスの拡散を防ぐ最も効果的な方法の一つです。
石鹸と水で最低20秒間手を洗うことがいいと言われています。
外出から戻った時、食事前、トイレ後は必ず手洗いをしましょう。
また、水洗いの代わりに、アルコールベースの手指消毒剤も効果的です。
・バランスの良い食事:
ビタミンCやビタミンD、亜鉛などの栄養素は免疫機能を助けるといわれています。
野菜や果物を多く含む食事を心がけ、魚や肉もバランス良く取り入れましょう。
冬の沖縄なら、かぼちゃやたんかんなどの地元の食材がおすすめです。
・十分な睡眠:
良質な睡眠は免疫系の正常な機能に不可欠です。
不足すると、かぜを引きやすくなるという研究結果があります。
毎晩7〜8時間の睡眠を目指しましょう。寝る前のリラクゼーションや、
寝室の快適な環境作りが重要です。
あと、沖縄では割合は少ないですが、浴槽につかることもおすすめです。
体を温めてから、ストレッチなどからだが緩むことをすることで、眠りやすくなります。
・定期的な運動:
運動はストレスを減らし、免疫系を強化することがわかっています。
天気の良い日の軽い散歩や、家でできるストレッチ、ヨガなどがおすすめです。
過度な運動は避け、体に無理のない範囲で行いましょう。
・ストレス管理:
過度のストレスは免疫機能を低下させることが知られています。
趣味の時間を持つ、友人や家族との会話を楽しむなど、
楽しくリラックスできる活動を日々の生活に取り入れましょう。
これらの方法は、インフルエンザやかぜの予防だけでなく、
健康な生活を送るためにも大切です。
日々の小さな習慣が、大きな健康への一歩となります。
沖縄の冬を健やかに過ごすために、これらの習慣を実践しましょう。