沖縄では4年ぶりに秋のインフルエンザが流行し、警報が発令されています。
インフルエンザにはしっかりした治療薬があり、
発症から48時間以内に使用することで
病気の期間を短くできることがわかっています。
ただし、小さな子どもや高齢者を除き、
元気な人、免疫力が高い人は自宅で休んでいるだけでも実は良くなります。
大切なのは日頃からの予防や、自分の免疫力を上げておくことなんですね。
今日は予防、免疫力アップの中でも重要な「あること」についてこの後お話しますね。
さて、あらためましてまず、「インフルエンザの予防について」です。
インフルエンザウイルスから身を守る一つの方法は、
定期的な手洗いやマスクの使用です。
さらに、普段から十分な休息とバランスの良い食事をとることもとても重要です。
さきほど、冒頭でお伝えした「あること」とはお口の中を綺麗にすることです。
実はお口の環境とインフルエンザには深い関係があります。
歯周病があるとインフルエンザのリスクを高める可能性があります。
口の中を清潔に保つことは、インフルエンザをはじめ、
病原体から身を守るのに役立ちます。
毎日の正しいブラッシングとフロッシングがとても重要です。
そして定期的な歯科検診もおすすめです。
口腔衛生を保ち、歯周病のリスクを減らすのに役立ちます。
緑茶とインフルエンザ予防
緑茶にはカテキンという抗酸化物質が含まれており、
これがインフルエンザウイルスから身体を守ってくれることがわかっています。
研究によると、緑茶を定期的に飲むことで、
インフルエンザのリスクが低減することが示唆されています。
その際は、すこし口の中に含ませる「含みのみ」がおすすめです。
健康な生活を送るために、日常の飲み物として緑茶を取り入れてみませんか?
インフルエンザ患者にとっての重要な栄養素と食事
そして万が一罹ってしまった場合、しっかりと休んで栄養を補給することが大切です。
ビタミンC、ビタミンD、亜鉛などの栄養素は、
免疫システムを強化し、回復を促すのに有効です。
また、十分な水分補給によって、早く回復するのを助けます。
☆まとめ☆
1 手洗い、マスクの使用、バランスの良い食事、十分な休息、
そして口腔衛生の維持は、インフルエンザを予防するための重要なステップです。
2 緑茶の定期的な摂取も、インフルエンザの予防に役立ちます。
3 インフルエンザに罹患した場合は、必要な栄養素を摂取し、
十分な休息と適切なケアを確保することが重要です。
多鹿昌幸