今日は、冬場に絶対に必要な冒頭でちょっとお話した
「アレ」が重要っていう話をお伝えしたいと思います。
その「あれ」とはビタミンDです。
昨年に、ビタミンDにはインフルエンザ感染や
新型コロナウィルスの重症化を予防する効果があり、
一番簡単なビタミンDを取る方法として、
日光浴をオススメしました。
晴れた日には、日光浴を試してみましょう。
今の時期であれば、10〜15分程度で十分です。
さて、このビタミンDですが、
十分な量を摂取することで様々な効果が
期待できると考えられています。
今回ご紹介する効果は「免疫力の強化」についてです。
ビタミンD濃度をしっかり維持することによって風邪、
インフルエンザの予防や
新型コロナウィルス感染症の重症化予防が期待できます。
これは今の時期、本当に重要ですよね。
さらに、免疫力を強化することで、
ガンや自己免疫疾患の予防が期待できると言われています。
しかしこのビタミンD、
現代の日本人には
圧倒的に不足していることがわかっています。
栄養について関心の高い患者さんが
集まるあるクリニックの採血データでは、
十分なビタミンD濃度だった患者さんの割合は
なんと5%でしかなく、
8割以上の患者さんが不十分だったそうです。
これは驚きです。
私たちがビタミンDを摂取する方法は3つしかありません。
1 日光浴びる
2 食事から摂る(特に魚を食べる)
3 サプリメントを飲む
1つ目は今お伝えしました。
2つ目の食事ですが、 特に魚にビタミンDが多く含まれており、
積極的に食べることでビタミンD濃度を
増やすことができます。
3つめのサプリメントです。
日本人のビタミンD不足についてお伝えいたしました。
食事だけでは十分と過信せず、
「サプリメントを摂取しておく」というのは、
実は重要な選択肢になると思われます。
実際に購入するとなると、
いろんな会社から販売されていて迷うかも知れません。
含有量が十分で、
品質が信頼できるものを選ぶことが重要ですので、
当院含めてサプリメント等に
詳しいかかりつけの先生に相談するの
がいいと思います。
ちなみにお値段も様々だと思いますが、
私や当院のスタッフが使用している
ビタミンDのサプリメントは1
ヵ月で約800円と、
そこまで高額ではありません。
☆それでは今日のまとめです☆
1 ビタミンDはインフルエンザの感染予防、
新型コロナウィルス感染症の重症化予防効果が期待できます
2 日光浴と魚を食べること、そしてサプリメントを
上手く活用してビタミンD 濃度を上げていきましょう。