さて、今日は11月からはじまる
インフルエンザワクチンの予防接種についてお知らせします。
読谷村診療所では、
11月からインフルエンザの予防接種を開始いたします。
特に予約は必要なく、通常の診療と同じく、
来院された順番に問診を行っていきます。
村民のみなさまにお願いしたいのが、
円滑に予防接種をすすめるために予め問診票を入手して、
必要事項を記載いただく事です。
問診票は当院の受付窓口で入手していただくか、
この後ホームページでもアップいたしますので、
そちらからダウンロードして御利用ください。
当院での対象者は1歳以上の方になります。
接種回数は通常1回ですが、
13歳未満の方は2回推奨されています。
特に65歳以上の方については、
インフルエンザの重症予防に
効果があると言われておりますので、
予防接種を御検討ください。
接種予防接種の価格については65歳の方が1000円、
それ以外の方が3500円になっております。
13歳未満の方は2回目は価格が2200円と安くなります。
詳しくはホームページでご確認の上、
来院されてください。
新型コロナウイルスワクチンとの同時接種について、
現在厚生労働省からは安全性について
問題ないとの発表がなされております。
当院では体育館などで
新型コロナウイルスワクチンを集団接種された方が
当院でインフルエンザ予防接種を希望される場合、
より安全性を確保するために、
1週間から2週間程度程度間隔を開けてから
インフルエンザ予防接種をされることをおすすめしております。
詳しいことは、医師が面接でお話しいたしますので、
その時にご確認ください。
以上がインフルエンザワクチン予防接種に
ついてのお知らせになります。
以後はインフルエンザについて、
少しお話しさせていただきます。
患者さんから「今年はインフルエンザは流行するか」
と聞かれますが、
こちらについてははっきりとわかっておりません。
報道では新型コロナウイルス感染症と
インフエンザの同時流行が懸念されています。
ウイルス学の立場からすると、
ある一つのウイルスが体に感染すると、
別のウイルスの感染を妨げる物質をつくるため
同時に二つの感染症が大流行するのは
理論上可能性は低いと言われています。
とはいえ、実際どのようになるかはわかりません。
いつもお伝えしているように、
恐れすぎずに、
いまできることを淡々とやっていきましょう。
今回インフルエンザの予防接種について
お伝えしましたが、予防接種が行われたとしても、
完全にインフルエンザの感染を防ぐものではありません。
特にインフルエンザは喉の粘膜から感染しますので、
日頃から喉の状態を良くしておくことが重要です。
具体的には、こまめな口うがい、
鼻うがい、手洗い、部屋を乾燥させすぎず、
湿度を保つことが重要です。
あとはいつもお伝えしているように
御自身の免疫力を高めておくことです。
体を冷やさないようにして、
食事、運動のバランス、寝不足に気を付けて
日々をお過ごしください。