沖縄のコロナ感染者数は相変わらず高止まりを続けています。
だからといって、過度に恐れて生活を萎縮させるのではなく、普通の生活を続けながら、人とコミュニケーションを取るときのマスク着用や、飲食の前や外出から帰宅した時の手洗い・うがいなどを淡々とおこなっていきましょう。
そして、これまでにもお伝えしてきていますが、一番大切なことは「免疫力」を高める生活を採用することです。最終的に頼るべきは自分自身の免疫力だということを忘れないようにしたいものです。
さて、今週もみなさんの健康に役に立つ情報をお伝えしていきたいと思います!
これまでも夏風邪といって、夏に風邪が流行ることは有名でした。
どうして、暑い夏に風邪をひくことが多いのでしょうか?
これには夏特有の状態が関連しているといわれています。それは──いわゆる「夏バテ」というやつです。
夏バテとは、暑い夏の時期に認められる 体のだるさ、食欲不振などの症状です。
その原因としては、【体や腸が冷え】や【睡眠不足】、【ビタミンやミネラル不足】が指摘されています。どれも免疫力が低下しそうなものばかりです。
まず身体の冷えの問題。
一番の原因は「クーラーの効かせすぎ」「クーラーの効いた部屋にこもりすぎ」です。身体の外側から冷やしすぎるのも問題です。
対処法としては、 クーラーの温度調節を適切に行うこと。適度に運動をすること、お風呂ではちゃんと湯船につかって体を温めること、です。
もう1つ内側からの冷えの問題があります。かき氷やアイスクリーム、あるいは冷たく冷やしたお茶やお水が原因です。胃腸を冷やしてしまうと、胃腸の動きが悪くなり、消化機能が落ちてしまいます。
なので、冷たいものを摂り過ぎないよう注意してください。喉が渇いたときは常温のお茶やお水を飲むように心がけましょう。
それから、冷たくなくても身体を冷やすと言われるのが「夏が旬の野菜」です。
「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがありますが、夏野菜であるナスは身体を冷やしてしまい、女性の身体によろしくないから気をつけなさい…という意味だと言われています。
ただ、旬の野菜はお値段も安く、ビタミン・ミネラルも豊富なので「オススメ食材」でもあるのですよ…。
では、どうしたらいいか?といいますと、「加熱して食べよう!」という話になります。
代表的な食材は「ゴーヤ」ですね。ゴーヤにはビタミンCが豊富に含まれており、加熱しても壊れにくいことが知られています。ですからチャンプルーは理に適ったとり方といえるわけです。
トマトやナスも火を通して食べる。トマトは生でサラダに…という場合は食べ過ぎに注意してください。
さて、今日のまとめです。
1 夏バテ対策は「十分な睡眠」「冷たいモノを摂り過ぎない」「旬の野菜を加熱して食す」が基本です。
2 夏野菜の代表として、「ゴーヤ」があり、ビタミンCが豊富に含まれています。ぜひチャンプルーでどうぞ。