沖縄県の新型コロナウィルス感染者(検査陽性者)は5000人を超えました。
ニュースでは救急医療機関の逼迫が報道されています。
これはもともと限られた医療資源の中、
コロナ以外の急患搬送や急病の患者さんが
増えていることも影響していると言われています。
コロナについては、重症化の割合が減ったとは言え、
これだけ感染者が増えると悪くなる方も必然的に増え、
そのために病院の受け入れ体制が逼迫している状況です。
当院でも、他の村内クリニック同様に発熱外来を行なっております。
受付は電話のみ、8時半から行っております。
当日対応分のみで、予約は行っておりません。
また受付枠に限りあるため、
枠が埋まるとその時点で受付を止めざるを得ない状況です。
他の一般外来や訪問診療の患者さんにも対応しつつ、
できるだけ多くの方に発熱外来対応しようと取り組んでいますが、
希望される患者さんの数が多く、
全てに対応できていないのが現状です。
夏休みも始まり、学校がお休みになった今、
コロナの重症化率が低いもともと病気のない、
60歳以下の患者さんへのお願いです。
1 発熱や咽頭痛などの症状を感じたら
まず仕事や学校を休みましょう
2 微熱、咽頭痛、咳などの軽い症状のみであれば、
すぐに医療機関は受診せずに、市販の解熱剤、
葛根湯などの漢方薬などを利用して、自宅で様子を見ましょう。
3 強いだるさや、呼吸苦等の症状があれば、
医療機関受診を検討してください。
4 発熱などの症状が2〜3日以上続く場合は、
市販のコロナ抗原キットの使用を検討しましょう。
もしも陽性になった場合は保健所や医療機関ではなく、
抗原検査陽性登録センターがありますので
そちらに連絡をお願いします。
これまで お伝えしてきたようにみなさんの体の中には、
自分自身のを治す力が備わっています。
自宅でしっかり休む、体をひやさず、食事は少し抑えつつ
水分をこまめに摂取することで治癒の方向に向かいやすくなります。
もし、症状がでたとしても、慌てすぎず、
自分の体を見つめ直す機会として
捉え直していただければと思います。