
はいさい、読谷村診療所です。
今週も、皆さんの健康づくりに役立つ情報をお届けしますね。
沖縄はいよいよ夏本番。毎日厳しい暑さが続くこの時期、気をつけたいのが熱中症です。
今年も全国各地で熱中症警戒アラートが発表され、沖縄でも熱中症で救急搬送される方が増えています。
実は、熱中症は屋外だけではなく、室内で発症するケースが非常に多いことが知られています。
特に高齢者では、自宅で熱中症になる方が少なくありません。
「家の中だから大丈夫」と油断せず、次の3つのポイントを意識しましょう。
熱中症を防ぐポイントは3つ
① エアコンを我慢しない
「電気代がもったいない」「冷房が苦手」と、エアコンを我慢してしまう方もいます。
しかし、暑い日はためらわずに使いましょう。
温湿度計を置き、実際に過ごしている場所の室温が28℃を超えないよう調整することが、ひとつの目安です。
ここでいう28℃は、エアコンの「設定温度」ではなく「室内の温度」です。
室温をこまめに確認しながら、過ごしやすい温度に調整してください。
扇風機やサーキュレーターを併用すると、冷たい空気が部屋全体に行き渡りやすくなります。
ただし、扇風機だけでは室温そのものは下がらないため、暑い日はエアコンと組み合わせましょう。
夜間も暑さが続く日は無理に冷房を切らず、安全で快適な室温を保つことが大切です。
② のどが渇く前に水分補給
高齢になると、のどの渇きを感じにくくなります。
「のどが渇いていないから大丈夫」と思わず、時間を決めて少しずつ水分をとりましょう。
水や麦茶などを手の届く場所に置いておくと、飲み忘れの予防になります。
たくさん汗をかいたときは、水分とあわせて適度な塩分を補うことも大切です。
ただし、心臓病や腎臓病などで水分・塩分の制限を受けている方は、主治医の指示に従ってください。
③ 睡眠・食事・休養を大切に
生活リズムを整えることも、熱中症予防の大切なポイントです。
睡眠不足や食欲不振、疲労が重なると、熱中症になりやすくなります。
十分な睡眠をとり、朝食を含めて三食をできる範囲でしっかり食べましょう。
外出や庭仕事は日中の暑い時間を避け、比較的涼しい朝や夕方に行ってください。
体調がすぐれない日は、無理をせず休むことも大切な予防のひとつです。
ご家族やご近所のみなさまへ
高齢の方がエアコンを使っているか、水分をとれているか、いつもと変わった様子がないか、ぜひ気にかけてあげてくださいね。
今日のまとめ
熱中症を防ぐポイントは、次の3つです。
① エアコンを我慢せず、室温をこまめに確認する
② のどが渇く前から、こまめに水分をとる
③ 睡眠・食事・休養を大切にし、暑さを避ける
暑い夏はまだまだ続きます。
毎日の小さな心がけが、熱中症の予防につながります。
どうぞ元気に、沖縄の夏をお過ごしください。
読谷村診療所
多鹿昌幸