まず、落ち着くことです。
罹ってしまってもまず「大丈夫」。
それは、あなたの身体に
免疫力があるからです。
いつもの風邪やインフルエンザと同じです。
「かかること」と「ひどくなること」は
別問題と考えましょう。
あなたの免疫力はいつでもどこでも
あなたを最大限に守ってくれています。
ですから、気を落とさず、
ゆっくり養生していくことが
大切です。
では、コロナに限らず
風邪などにかかって、
自宅で養生する時に
大切なことを
4つお伝えしますね。
・1つは身体を冷やさないこと。
仮に熱があった場合も
あてはまります。
できるだけ、温かくして、
温かい飲み物を飲みましょう。
そうすると自然に汗がでてきます。
汗をそのままにすると
身体が冷えてしまうので、
汗をかいたら身体が
冷えないうちに
着替えましょう。
38度を超えるような
高熱時の解熱剤の
使用については、
かかりつけの先生と、
よく相談してください。
・2つめは、
こまめに水分を補給すること。
喉が渇いたら
常温の水または
白湯を飲みましょう。
ここでも、冷たいのみものを
飲み過ぎて身体を
冷やさないようにしましょう。
お茶もおすすめです。
・3つめは、できるだけ
胃腸に負担をかけないことです。
食べ物を消化して、
栄養素に分解するには
予想以上にエネルギーが
必要と言われています。
食事は控えるか、
またはとっても消化の良い粥など、
胃腸に負担が
すくないものにしましょう。
お薬を飲んでいる方は、
かかりつけの先生に
よく相談してくださいね。
・4つめは、よく眠ることです。
仕事のことなど
あれこれ気にしすぎると、
睡眠の質も悪くなりがちです。
しっかりと睡眠時間を
確保して免疫力を回復させることです。
お薬については
かかりつけ医の先生と
よく相談をすることが
大切ですが、
実は風邪を治す薬っていうのは
ないんです!
いわゆる風邪薬とは
風邪のときの症状
(せき、鼻水、喉の痛み、発熱)の 症状を
止める成分が合わさったものです。
症状によっては、
きつくて何とか
その症状を止めたいと
思うこともあるでしょう。
ですが実は、
体はウィルスを体外に排出したり、
抵抗力を上げるために
その症状を出していることが
多いと言われています。
医師が「薬をつかいすぎて、
症状を止めてしまうのはかえって良くない」
というのはそういう意味なんですね。
罹る前も、かかってしまった後も
一番大切なのは
自分の免疫力を
どう維持するかなんですね。
☆それでは、今日のまとめです☆
1 コロナにかかった時、 皆さんの免疫力は 体を守ろうと戦ってくれています。 発熱はその表れです。
2 免疫力を維持するために、 保温、水分補給、空腹、睡眠に 気をつけて、 ゆっくりと養生しましょう。
|