わたしたちは、読谷村都屋にある「読谷村診療所」を運営する一般社団法人です。

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今日は腸活第2弾です!!

2022.03.31

もうすぐ4月です。三寒四温の時期を経て、そろそろ清明の時期ですね。
沖縄のコロナ患者数は横ばいまたは少し上昇傾向です。
いつもお伝えしていることですが、コロナを、減少傾向だ、増加傾向だと過度に騒ぎ立てず、
もちろん慢心もせず、とるべき対策をしっかり採って、
あとは落ち着いて日常を過ごしましょう。
コロナはこれからも変異を続けていきます。ワクチンを打ってもかかります。
一番大切なことはウイルスや細菌に負けない免疫力を手に入れること。
風邪やインフルエンザと同じで、流行しても
感染しない身体を作るのが何より重要なのです。
ただ、免疫力を高めるといっても、何かそのために特別なことをしなければならないとなると、
多分、途中で疲れてしまってやらなくなると思うわけです。
ですから「無理なく続けられることをやる」こと、
そして「楽しく続けられるやり方を採り入れる」ことです。
そこで、今回もみなさんが知っている「無理なく続けられる、あること」を
お伝えしたいと思います。
今回ご紹介するのは「腸活」。
つまり「腸内環境」を整えることです。
実は、最近診療の現場で、便秘や下痢の相談が増えてきました。
これは、原因が何か特定できるわけではありませんが、
腸内環境があまり良くないことの表れです。
腸内環境を考える上で大切な要素が4つありまして、
それは良い便の「元になる食事」、
「育てる腸内細菌」、「出す筋力」
そして「自律神経のバランス」の4つ。
この4つの部分のどれがかけてもいけません。
今日はのこのうちの良い便を「育てる腸内細菌について
お話ししたいと思います。
「良い便を育てる腸内細菌」と言えば、「朝のヨーグルトが有名ですよね。
ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌が多く含まれていますので、
善玉菌を多く摂取しようと言うわけです。
ただし、摂取した善玉菌がそのまま腸に残るわけじゃないんですね。
もともと腸にいる善玉菌を増やすのを助けるといわれています。
ーグルトの他にも、お漬物やキムチ、納豆などの発酵食品を
上手に食事として採ることが重要ですね。
また、善玉菌だけ摂取してもダメで、そのエサとなる食物線維を
しっかりとることが大切ですね。
 
でも、今日紹介したいのはこれらではなく、
日本人ならよく知っている「あれ」なんですね。
その「あれ」とはずばり「甘酒」です。
甘酒には、米を麹菌で発酵させたものと
日本酒の絞りかすである酒粕からつくるものの2種類があります。
どちらも腸内環境を整える効果が期待できますが、
子供でも飲むことのできる米を麹菌で
発酵させた甘酒について紹介しますね。
甘酒は奈良時代から登場する日本の伝統食で、
江戸時代には夏バテの予防のための飲み物でした。
甘酒には麹菌が作る酸性プロテアーゼという酵素が、
ビフィズス菌を増やすことが分かっています。
また、エネルギー代謝を促す栄養素である、
ビタミンB群、ミネラル、アミノ酸が豊富です。
そしてお米由来の食物繊維も含まれているんですね。
そういう意味で、まさに
「腸活のための模範的な飲料」
といっていいかもしれません。
では、甘酒をどのくらい取ればいいのか、
気になりますよね。
ただこれは、様々な要因がからみますので
一概には言えないんですね。
およその目安として、コップ半分から1杯程度(180ccくらい)
空腹時に飲むことからはじめては如何でしょうか?

☆それでは、今回のまとめです☆
1 免疫の中心である「腸内環境」を整えるために、善玉菌を食物繊維と一緒にしっかりと摂取しましょう。
2 飲む点滴と言われる「甘酒」はこれから熱くなってくる季節おすすめです。
多鹿昌幸

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