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今日のテーマは「腸内環境」

2022.03.24

春分の日をすぎ、読谷もかなりあたたかくなりましたね。すっかり春という感じです。さて、全国的にコロナ感染者も減少傾向に向かっており、蔓延防止措置も解除になりました。
いつもお伝えしていることですが、コロナを、減少傾向だからといって慢心し過ぎず、かといって過度に恐れすぎず、上手につきあっていくようにしたいものです。
コロナはこれからも変異を続けていきます。ワクチンを打ってもかかってしまいます。
なので、一番大切なことはウイルスや細菌に負けない免疫力を手に入れること。風邪やインフルエンザと同じで、流行しても感染しない身体を作るのが何より重要なのです。ただ、免疫力を高めるといっても、何かそのために特別なことをしなければならないとなると、多分、途中で疲れてしまってやらなくなると思うわけです。
ですから「無理なく続けられることをやる」こと、そして「楽しく続けられるやり方を採り入れる」ことです。
そこで、今回もみなさんが知っている「無理なく続けられる、あること」をお伝えしたいと思います。

今回ご紹介するのは「腸活」。つまり「腸内環境」を整えることです。

実は、最近診療の現場で、便秘や下痢の相談が増えてきました。これは、原因が何か特定できるわけではありませんが、腸内環境があまり良くないことの表れです。

腸内環境を考える上で大切な要素が4つありまして、それは良い便の「元になる食事」、「育てる腸内細菌」、「出す筋力」そして「自律神経のバランス」の4つ。

この4つの部分のどれがかけてもいけません。

今日はこのうちの良い便の「元になる食事」についてお話ししたいと思います。

「良い便の元になる食事」なんて言われてもピンと来ないかも知れませんが、これが悪いと便秘になる…と言われると、「はっ!」とする方も多いかも知れません。よく「朝、ヨーグルトを食べるといい」など、腸内細菌のことが語られますが、まさにこれらは、腸内細菌の宝庫ですよね。ヨーグルトだけでなく発酵食品、お漬物やキムチ、納豆などを上手に食事として採ることが重要です。

ただし、これらは補佐的な役割を果たす物でしかなく、主役は実はよく耳にする「あれ」なんですね。

その「あれ」とはずばり「食物繊維」です。

食物繊維は、ある部分は腸内細菌のうち善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果があります。またある部分は腸内の余分な水分を吸収することで、やはり腸内環境を整える効果が期待できます。

私たちが身近にとれる食物繊維豊富な食材としては、海藻類(もずくなど)やオクラなど「ねばねば食品」が有名でしょうか。ほかにも芋類やゴボウ、コンニャクなども手軽に取れる食材ですね。

どのような食品をどのくらい取ればいいかというのは、その人の状況など様々なことがからみますので、一概には言えません。これら食物繊維も摂り過ぎて逆に下痢になったり便秘になったりする可能性がありますので、まずは身近なお医者さんや栄養士さんに相談するといいかも知れませんね。
それでは、今回のまとめです。

1 免疫の中心である「腸内環境」を整えるために、食物繊維をしっかりと摂取しましょう。
2 これからの季節 オクラやもずくなどのネバネバ食品がおすすめです。他にも季節の野菜、芋類、豆類などがおすすめです。
 
多鹿昌幸

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